メルパラや出会い系サイトには運営内部とは全く関係ない外部の「誘導業者」という人たちの魔の手が伸びてくる事がある。誘導業者とは出会い系詐欺集団の事で、自作のSNS風のサイトのURLに誘導し、メールアドレスの回収や法外な利用料金の請求を求める手口だ。今回はその誘導業者について手口と見分ける方法を紹介していく。彼らのやり方はここ数年変わらず同じものだ。しかし被害はなくならない。特に新規で出会い系サイトを登録し利用しているライトなユーザーが多く騙されてるようだった。
誘導業者の詳しい手口紹介
手口は数年の間に変わっていないものの、初めて遭遇すると確かに騙されてしまうような巧妙な手口だ。誘導組織の彼らは女性になりるます事に関してはずば抜けている。同じ手口であれば、それがどんな女性であれ警戒をしなくてはならない。
最初は違和感なくメールをする
最初のメールはおそらく気にするほど違和感は感じないはずだ。
しかし、最初のメールは大抵は誘導組織からくる。女性になりすまし「メールしてくれませんか?」と送ってくる。そもそも女性からメールがくる時点でかなりおかしい事なのだ。よほどのイケメンでもない限り出会い系サイトでメールは女性からこない。
しかし疑っても、出会い系サイト初心者ならまずメールを返してしまう。おまけに最初のメールは突然のメールという事態以外は普通の内容だ。文面も普通だしいきなり変な事も言っていない。ただ、プロフ写真はものすごく可愛い。怪しいと思いつつもメールをしてしまうのは男のサガだろう。
ラィン交換に移る
そして誘導業者はサイト内のメールからいとも簡単にライン(LINE)交換に応じる。この点も不思議ではない。いきなりメールではなくライン(LINE)という所も上手な誘導だ。
メルパラに登録ログインした時もこのような手順でラインをすることになった女性は多くいる。疑ったが誘導業者じゃなかった事もあった。
webサイトに移る
そしてライン(LINE)が続くと、今度はSNSサイトや日記サイトでやりとりをしよう!という提案をされる。そのサイトが詐欺をするホームグラウンドでアクセスしてはいけないサイトなのだ。
この時詐欺業者は上手にサイトに誘導する。
女性になりすましている誘導業者は「スマホが調子悪くてライン(LINE)がすぐ落ちるんだよね」とか「旦那の名前で契約しててこのスマホ解約するから」などである。とにかくに誘導の口実が上手だ。
そのwebサイトで多額の利用料金を求められる
そして、webサイトで多額の利用料金をもとめられる。しかも最初は3000円という比較的現実的な金額で。さらにキャッシュバックとか言って、あとで料金が戻ってくるというキャンペーンもやっていたりする。webサイトを登録するときにメルアドから空メールの送信もするから自分のアドレスも流出する事になる。
これでアドレス回収と利用料金の巻き上げが完了するのだ。
誘導業者の見分け方
誘導業者の見分け方も紹介していこう。
- 手の届きそうな可愛い女性
- メールの内容がとても積極的
- 素直でいい子
- プロフが空
- もしくは女の子らしいプロフが作ってある
- メールの返信は遅い
- 何かとピンチな状況
基本的に普通の一般の女性会員ならしない事ばかりが当てはまる。まず最初からどんどん出会いたい!と思っている女性は少ない。普通はメールなどである程度仲良くなってから出会いたいと思う。だから誘導業者と見分ける時は「異常な積極性」が危ないと思えばとりあえずOKだ。